ポリマー
□ポリマーとは
ポリマー(重合体)とは、モノマー(単量体)に対する用語で、モノマーが多数繰り返して結合(重合)した化合物を指します。
ポリマー(polymer)の poly- は「たくさん」という意味があります。
このためポリマーは一般的に高分子の有機化合物です。現在ではポリマーは高分子(分子量の大きな重合体のことを指して用いられることも多くなっています。
モノマーがどの程度重合するとポリマーと呼ぶ状態になるのかという明確な定義はありませんが、一般的には数百個以上であればポリマーと呼びぶことが多いようです。
また2種類以上のモノマー(単量体)からなるポリマー(重合体)のことを、特に共重合体と呼びます。
繊維に用いられるナイロンや、ポリ袋のポリエチレンなどの合成樹脂がこれに当たります。
□塗料におけるポリマーとは
ポリマーという言葉が塗料について使われる際は、合成樹脂(人為的に製造された高分子化合物からなる物質)のことを指すことが多いようです。