朝顔(あさがお)
□朝顔(あさがお)とは
朝顔(あさがお)とは足場の地上5m以上の部分に対し、足場から斜め上に突き出す形で設置される落下物受けの防護棚です。
朝顔は道路などに面した工事現場において設置されます。
□朝顔の目的
朝顔は足場を組立てた外側へ資材などが落下することを防ぐ目的で設置されます。
朝顔は落下物が通行人に危害を加えることがないようにするため落下物から人を守る防護柵として足場に取り付けます。
□朝顔の材質、形状
朝顔の材質は主に鋼製です。
朝顔はユニット化されており、上向きに傾斜した形をしているため、その外観から朝顔と呼ばれるようになったようです。
□朝顔養生(あさがおようじょう)
足場に朝顔を設置することを朝顔養生と呼ぶことがあります。
□朝顔の設置基準
朝顔は足場の高さによって設置基準があり、足場の高さが地上10m以上の場合は1段以上、足場の高さが20m以上の場合は2段以上取り付けることとされています。
朝顔が足場からはり出す長さについても基準があり、足場から水平距離で2m以上を確保することとされています。
また朝顔の角度は水平から20度以上の角度を持たせることとされています。