水切り(みずきり)
□水切りとは
水切りとは、基礎と壁の境目や、壁と屋根の境目などに雨水などが浸入しないように少し外側に張り出した形で入れた金属の板のことをさします。
水切りが入っていない住宅もたくさんありますが、外壁の素材がサイディングである場合は大抵この水切りが入っています。
塗装工事の際は水切りの塗装も付帯工事とされることが多くなっています。
□水切りの材質
水切りの材質としては主に鉄板が用いられています。また銅板やステンレス板が使われることもあります。
□水切りの塗装
水切りは金属製のものが多いため、塗装前にはまず錆止め剤の塗布を行います。
その後は他の付帯物と同じように下塗り・中塗り・上塗りと塗り重ねて仕上げていきます。
□まとめ
水切りなど金属製の部分は、経年劣化とともに錆が目立ってくることが多い部分です。
こうした細かい部分の塗装をきれいに仕上げることで、塗装全体の仕上がりの印象も変わってきます。
水切りなどの細かい部分は、外壁などの塗装工事の付帯工事として同時に行ってくれる場合も多いため、見積もり書の内容はよく確認されるとよいでしょう。